ドイツのスポーツプロモーション
2日前に書こうと思っていたのですが、なんだかんだで、世界最終予選の応援に熱が入ってしまって、そっちを書いてしまいました。(まー、更新せずにはいられなかったというか。何度も何度もしつこいかもしれませんが、日ボーーー)
世界最終予選の写真はこちら(外部サイトに移動します)
そして、いよいよ本題のスポーツプロモーションについてですが、ドイツに来てからローイングも含めて、いろいろなスポーツを知る機会が増えました。
例えば、一番身近な例を上げると、スーパーマーケット。ドイツ最大手のEDEKA Group(エデカグループ)ではドイツオリンピック協会やアスリートとコラボレーションを多く実施していて、プライベートブランドのいくつかの商品にはドイツオリンピック協会公認商品も売られています。
また、アスリートの料理コラボレーションも積極的でレシピ本やInstagram、YouTubeで公開されています。
例えば、Deutschland-Achter(ドイツエイトチーム) のHannes Ocik 選手も良く料理動画に出ています!
この他にも男子シングルスカルの Oliver Zeidler 選手も折込チラシに載っていました。
民間企業の取り組みは日本でも比較的ある方と思いますが、基本的に一部の選手のみが(スポンサー契約結んでいる数名だけ)でているだけで、なかなかオリンピック競技でも取り上げられないことも多いですが、ドイツは割とまんべんなくメディア露出があるように思います。
ただ、民間企業は営利を求める、求められる存在なのである程度の偏りや広告になるかどうか、メディア映えするかなど、公的団体の様に公平性を求めるのは難しいと思いますが、日本でもまんべんなく様々な競技が取り上げられて欲しいと思います。
そして、日本に、日本オリンピック委員会、日本スポーツ協会、各競技団体に言いたいのは、もっともっともっと、スポーツを広める、魅せる広報をしてくれってことです。
ここで、簡単に日本とドイツを比較してみましょう。今回は割と広く使われているInstagramで比較してみます。
その他各国ローイング協会Instagram US Rowing ffaviron britishrowing rowingcanada official_swissrowing
チームニッポンのInstagramはお役所感があまり出ていないのでいいですが、その他日本スポーツ協会や日本スポーツ振興センターはInstagramアカウントすらなく、ほぼオワコンのFacebookで魅せる投稿もなくお役所感が否めません。一応、SPORT FOR TOMORROWという公的団体はまだコンテンツが充実しているように見えますが、なぜかTwitterとFacebookのみ。今の若い人はFacebook全然使ってないぜ?って思います。
確かに、Twitterは140字以内に収めなければならず、簡単な広告には向きますが、どちらかと言うと短文メイン。Facebookは長文を書くこともメディアもアップロードできますが正直オワコン気味。(若い人でFacebookを積極的に更新している人を最近みない。)
となると、写真や動画のメディアメインのInstagramになりますが、魅力あるコンテンツを作成しないとなかなか見てもらない。フォロー数が伸びない。などいろいろ大変ですが、動画は難しくても最近のスマートフォンなら近くのもの、コンデジでもズームが使えればある程度のクォリティーの写真を撮ることができるので、後はやる気しだいです。
オリンピックは目前なので今からがんばっても遅いかもしれませんが、日本のスポーツプロモーション活動はもっともっと魅力あるコンテンツを発信していって欲しいです。