日本代表の遠征費実費負担 ドイツの状況は? #371
いきなり三倍って高すぎますね。。海外ならやはり国やら協会やらが負担してくれて個人の負担はないんでしょうか??
— かわぐちY (@relue4ourc) May 25, 2022
数日前に更新したブログ、流石に、日本代表 海外合宿費用 1万5千円/日は高すぎる… #367 の投稿通知のツイートにリプが来て、海外の状況はどうなのか?という質問をもらいました。
リプでは、少し書きましたが、ドイツの状況はどうなのか?今日は、それについて書いていきたいと思います!
ドイツでは基本的に、シニアについては遠征費の負担はありません。
ただ、五輪種目以外(五輪種目もかな)はアスリートだけで、生活ができるだけの給与を貰えるわけでもなく、学生を継続しながら選手を続けている、または、連邦警察、州警察、連邦軍のいずれかのスポーツ部門に所属してOFFシーズンは訓練や出勤をしながら、アスリートを続けている人がほとんどです。
また、U23、U19 カテゴリーに関しては、日本同様、個人負担もあり、所属団体の財政状況にもよるとは思いますが、クラブやクラブのスポンサーまたは、寄付金等によって補われることもしばしばです。
また、一部アスリートには、スポーツヒルフェ(Sporthilfe)というアスリートを金銭的にサポートする団体からの給付金によって活動できています。
この団体は民間団体ですが、政府も積極関与しており、オリンピック、パラリンピックのメダルを少しでも多く獲得するためにも重要な団体です。
まー上のスポンサーを見てもらうとわかりますよね!ドイツの元国営企業から、有名企業が名を連ねています!
ということで、日本でも、ドイツでもプロリーグのないスポーツはどこも大変なのは事実で、実業団が多い日本と個人単位(プライベートクラブ所属)のドイツでそれぞれ、多少の違いはあるとは思いますが、日本も、今後、企業がスポーツクラブを持つ状況が変わるかもしれないので、このようなアスリートを支える基金があってもいいかもしれませんね!