ドイツから飛行機へ乗るときは明朝には空港へ! 2つの空港がカオス #392
本格的に休暇シーズンを迎えようとしている、ドイツ、ヨーロッパですが、その時、利用するのは、車、鉄道、飛行機、バスとかだと思いますが、ヨーロッパ内や少し遠い場所へ向かう場合、飛行機を利用すると思います。
ところが、ノルトライン=ヴェストファーレン州の2つのメイン空港、デュッセルドルフ空港とケルン・ボン空港の両方でセキュリティコントロール、地上スタッフ(荷役係)が不足し、特に週末はまともな空港運営ができないほど、空港が混乱しています。
特に、混乱が大きいのはデュッセルドルフ空港で病欠スタッフが最大で140人にものぼり、他のスタッフの労働環境が悪化。結果的にスタッフ不足の悪循環に陥っています。
スタッフ不足の発端はコロナウイルスで、空港の利用率が一気に下がった第一波以降、大量に解雇されてしまいました。
ただ、クリスマスや年末年始、去年の夏のホリデーシーズンから徐々に、空港の利用率が上がり、以前の活気はないとしても、閑散としていて、人がまばら。そんな状況は一瞬で終わってしまった感じです。
ただ、解雇したスタッフを雇い直すのも簡単ではなく、すでに、別の職業、職場に就いている人もいるはずで、なかなか地上スタッフが集まりません。
遂には運営プロバイダーでは管理できないと判断され、政府の介入まで検討されましたが、追加の人員が本格的ばホリデーシーズン確保できそうとのことから、今のところは現状のままだとか。(学生バイトを大募集するとか!)
というか、デュッセルドルフ空港に関しては、別にホリデーシーズンであろうが無かろうが、セキュリティコントロールゲートが3つあるにも関わらず、1つしかゲートが空いていなかったり、真ん中のゲートはしまっていたりと、常に便数と乗客の比率に対して、サービスがショボすぎるんですよね!
なので、常に、セキュリティコントロールの待機列の乗客の人たちはイライラ&自分の便に間に合うかドキドキしながら待っています。(日本みたいに、〇〇航空〇〇行きのお客様!的な案内はありませんし、地上スタッフにまじでやばいって言っても、私達には何もできないから列に並んで!としか言われません。)
(これは、今年の日本への一時帰国のときの様子です!特に、休暇シーズンでもなく朝6時過ぎでこの混みよう。)
そして、遂には、各航空会社が発着便の減便を行うまで空港の運営がまともにできなくなってしまいました。
次、自分が利用するときは少しでもマシになっていることを願っています!あと、ストライキはマジで勘弁してくれー!
てか、そう考えると、日本の空港ってまじで、優秀よな!なんか空港施設使用料が多少高くてもストレスが少ないなら今のままでいいかも!