やったぜ!解放! #41
長い長いロックダウンがようやく終わりを迎えようとしています!
5月末頃からノルトライン=ヴェストファーレン州内でも徐々にコロナの陽性者数が減り始め、3段階に設定されているコロナの規制のレベル3の適応レベルまで下がり、屋外飲食や迅速検査不要でのサービス提供、小売店舗内の収容人数の緩和等が行われました。
そして、先週から急激に陽性率が下がりはじめ、レベル2が適応される間もなく、ケルン周辺では金曜日頃からレベル1が適応され、屋内スポーツや屋内飲食など、ソーシャルディスタンスがある程度保てる状況ではかなり緩和されることになりました!
接触制限
(ア)7日間指数が50.1~100の場合
公共空間で2世帯まで接触可能(人数の制限はなし)
(イ)7日間指数が35.1~50の場合
公共空間で3世帯まで接触可能(人数の制限はなし)。陰性証明があれば世帯数に拘らず10名まで接触可能
(ウ)7日間指数が35以下の場合
公共空間で5世帯まで接触可能(人数の制限はなし)。陰性証明があれば世帯数に拘らず100名まで接触可能
Cite: 在デュッセルドルフ日本国総領事館
ケルン市の10万人あたりの発生率のグラフ
と言っても陽性者数は日本と比べるとまだまだ多いので完全な油断はできませんが、ひとまず、みんな喜んでいます!
ただ、これも完全な制限解除ではなく、しばらくは様子見の期間が続くため、レベルの変動があるかもしれません。
そして、規制が解除されると起こることが大騒ぎです。ケルン市内の公園では先週末、レベル1になったのを気に1000人規模で人が集まり、飲酒を伴うパーティーが起こってしまったらしいです。レベル1と言っても全てが解禁な訳ではなく、展示会(メッセ)などの大人数が集まる規模のイベントは9月ぐらいまで禁止なので、今回の公園でのパーティーも誰かが呼びかけたり、主催者がいるようなものではなく、なんとなく、スピーカーで音楽を流し始める人がいて、なんとなく、ビールをケースで買ってきた人がいてって感じで始まったのだと思いますが、警察の介入で解散させられたそうです。
正直、陽性率が減った原因がロックダウンや緊急事態宣言に由来するものでは無いと個人的には思っていますが、各国具体的な根拠を出して欲しいですよね。日本もなんのために緊急事態宣言や蔓延防止等特別措置が発令されているのか疑問です。
規制するのも重要ですが、指針を出して欲しいですよね。〇〇をどうこうすると、感染の予防対策になるから、〇〇しなさい(日本だと推奨するかもしれませんが。)