ナイトローイング🌙🚣♂️ #43
今日は、お隣のクラブのケルナーローイングクラブ(実際の発音はコルナーローイングクラブ=〇〇ナーはケルンのって意味)昨夜、明日19時から一緒にクォド乗ってくれない?ってお誘いが来たので良いよってお誘いにのりました!
日本だと夏でも19時から乗るとなると12-16kmほど漕いだら終わった頃には真っ暗になっているかもしれませんが、ヨーロッパの夏は日が落ちるのが遅いので22時頃まで明るいです。ただ、市営艇庫なのでの戸締まりが20時半なのでそれまでに上がらないとダメですが。
今までも何回か18時からトレーニングをしたことがありますが、なんとなく気楽で楽しい感じで漕ぐことできます。トレーニングまでに夕食も終わらせて、家に帰ってきたらシャワーを浴びて後はまったりできるのでなんとなくいいですよね!
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ただ、今日はトラブルが発生して、楽しいローイングにはなりませんでした。自分のクラブと自分は奇跡的にトラブルに遭わなかったのですが、ケルンのクラブのジュニアチームがトレーニングを終えて、ジュニアチームのコーチのお手伝いをしている選手が『ジュニアチームが終わったし出艇しようか』って艇をウマに置いてセッティングをしていたら、ジュニアの数名の選手から『リュックサックが無い』とか『自転車が無い』とか『財布とかスマートフォンが無くなってる』と言い始めて、嫌な予感しかしませんでしたが、盗難でした。もちろん、ローイング関係者の内部の犯行ではなく、外部の犯行です。どうしても、ローイングは競技の特性上、水上に出ている間は艇庫が無人になったり、見えない場所にあったりで防犯面はあまり良くありません。
これはドイツに限らず、日本でも同じです。戸田でも自転車が無くなったとか良く聞きます。(寮内の盗難も残念ながら多いのも事実です。癖がある人がいるんだよね…)
特に、自分のトレーニングしている場所は、市が管理している艇庫なので、管理人が朝、鍵を開けて、夕方、鍵を締めるまで基本的に開きっぱなしです。そして、特にトレーニング中は艇庫のドア自体も開けっぱなしのことも多く中が丸見えの状態なことも多いのでリスクが大きくなります。
そして、特に夏の期間は水遊びに来る人が大量にいるので、誰がローイング関係者か、悪いことをしようとしている人か一般人には区別がつかないので窃盗のプロからしたら簡単なのかもしれません。
もちろん、地域柄を言うことは良くないかもしれませんが、コースと湖の少し離れた場所に州内でも特に治安が悪い地域があり、以前から盗難には気をつけろとは注意喚起はされていますが、コロナ禍になってから、更衣室の閉鎖や湖に来ていた人自体も少なく、気持ちが緩んでいたのも事実です。(これは、自分もそう。気をつけなきゃ)
ということで、自分はシングルスカルに乗りましたが、コース内は大量のスイマーとSUPが居て、こちらもカオス。暖かくなったのでなんとなく予想ができたことですが、ストレスを感じながら漕ぎました。
マジで、SUP は滅びろって思います。なんでかというと、カヌーに比べて敷居が低いのです。カヌーは折り畳めるものをありますが、基本的に車の上かトレーラーに積んで移動しなければならず、誰でもという訳にはいきません。一方スタンドアップパドルボードは空気を入れて膨らますのが一般的で持ち運びも簡単。そして、フランス発の世界最大のスポーツ用品店(Decathlon)では約200€で購入できるので、誰でも気軽に始めることも原因だと個人的には思っています。(実際、そこで売っている商品を使っている人も多い)
そして、参入障壁が低い=民度が低い。に繋がる傾向があるので、ツーリングカヌーに比べてルールを無視する人も多いです。今日も実際ぶつかりかけて、コースから出ていけと言いましたが、それも無視。パトロールカーも定期的に見回っていますが、それも不十分でしばらくはストレスの中漕ぐことになりそうです。