新しい!COMPブレードで漕いでみた! #73
ちょうど、自分所の艇庫に輸送途中のComcept2から新発売された(ってもう1年以上経つっけ?)、COMPブレードのskinnyオールがあり、コーチが『それ使ったことある人が身近に全然いないから、フィードバックが欲しいし、それで漕いで見てよ』ってことで、とあるところからお借りして、今日はCOMPでトレーニングをしてみました。
動画もあるので、そちらも…といいたいところですが、なぜか、中華製アクションカメラが冒頭数分で録画が停止しており、残念ながら動画は無し、文章のみでお楽しみください。(まーどちらにせよ、洪水の影響でインターネット網に障害が発生していて、動画のアップロードは無理だったかもだけど。)
始めに感想を言うと、別にCOMPにこだわる必要はないって感じ。
別に、企業案件でも、Comcept2 や代理店に媚を売る気もないので、正直言いますが、簡単に言えば微妙!笑
別に、悪くは無いけど良くもないそんな感じです。それなら、Smoothie2 とか Smoothie2 with Vortex でいいんじゃない?って感じです。
確かに、COMPの良いところもあります。個人的には、Comcept2のCOMPブレードの紹介ページに書かれていることとは逆で、キャッチは軽い印象、フィニッシュも軽い印象でそういうのが好きな選手はいいんじゃないかなって思いました。
Concept2のホームページには以下の様に書かれています。
我々は15年に及ぶFat2でのローイングの経験から、ブレードの幅とボルテックスエッジが艇速に最も影響することを学びました。Compブレードではこれらの特性はそのままに、有効面積の少ない部分をそぎ落としています。艇速に影響する有効面は残っており、Fat2と同様のブレード幅を持ちつつ軽量化が実現されました。CompブレードではFat2と同等のキャッチ時のロック性を維持しつつ、フィニッシュにかけての加速が向上しています。
Cite: https://www.concept2.jp/
またバンタムオールを開発する過程で、安定性に関しても多くのことを学びました。短く、幅広いブレードはドライブ時の安定性に優れ、パワーをかける際の信頼性と全体的な漕ぎやすさに貢献します。 ”手にかかる重さ” や ”スウィングウェイト” は大きなブレードを持つオールより軽くなり、エネルギーの消費を抑え、高いストロークレートでの漕ぎが可能となります。
確かに、スタートやパドルのときなど、ハイレートのときにはその軽さを実感することができましたが、それと同時にフィニッシュでの水中の押しを感じることができず、ハイレート(S/R40前後)で漕ぐならまだしも、シングルスカルのレースペースでは少し、リズムをつかみにくい感じでした。
ということをコーチに伝えると、このオールは高いし、じゃぁ、私達には必要ないね!といい、即決していました。
ただ、女子選手や軽量級選手などにはおすすめというか、マッチする人もいるかもしれないので、まずは、誰かから借りて、試してみると言うのが一番いいと思います。
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