東京オリンピック【ボート】23日まとめ #80
東京オリンピックが開幕し、ボート(ローイング)初日を飾るスポーツになりました!
今日は、オープン種目の男子シングルスカル、女子シングルスカル、男子ダブルスカル、女子ダブルスカル、男子クォドルプル、女子クォドルプルのオープンスカル種目の予選からスタートとなりました。
その中に、日本からも男子シングルスカルにエントリーしていた、荒川龍太が出場し、予選6を7:02.79の好タイムで2位で通過、準々決勝へ進出しました。
同組1位はドイツの Oliver Zeidler(オリバー ツァイドラー)で7:00.40でゴール。
彼は、水泳からボート競技に転向してまだ数年ですが、持ち前のパワーと持久力を存分に発揮し、現在男子シングルスカルの中で最強の選手とも言われており、注目の選手です。
男子シングルスカル、予選は3着までが準々決勝へ進めるので、3位と4位にタイム差がある場合、パワーを温存してゴールしている場合もあるのでなんとも言えませんが、CrewJAPAN としてはかなり良い滑り出しでした。
予選6組は、スタート序盤からドイツが少し飛び出し、そのままゴールしましたが、日本を含む2ー4位は終始熾烈な争い。最後の最後まで約2秒の中で入れ替わる戦いとなりました。
以下は男子シングルスカル予選の全体の結果です。
その他の種目で注目の種目は男女クォドルプル!スカル種目の中では1番スピードが出る種目で、少しのミスも許されないとされています。
男子クォドルプルはヨーロッパ選手権などでも華麗な漕ぎを見せたオランダに個人的には注目しています。オランダクルーの漕ぎはとても安定していて、見ていて気持ちいいほどです。
女子クォドルプルは中華人民共和国に注目!中国は同じアジア圏ですが、北京オリンピック前後からボート競技も強化を開始!特にこの女子クォドルプルクルーは国際大会でも優勝するなどアジア圏のクルーが世界で優勝することは難しいとされていたタブーを破ったクルーでもあり、非常に期待できます。それ以外ではもう一つの予選組1位だったドイツ。ドイツ女子チームは今回補欠として参加している選手が怪我の影響でクルーメンバーの変更を余儀なくされましたが、新しいクルーでもなかなか良いスピードをだしていると思います!
今日24日(土曜日)は軽量級女子ダブルスカルの予選があり、日本からは冨田・大石ペアが出場します!みなさんもぜひ御覧ください!日本軽量級女子ダブルスカルは10時30分スタートです!