バリアフリーとユーモアの両立 #248
数日前、フライドポテトが無性に食べたくなって、ケルンでフライドポテト専門店に行くことにしました。
店の名前は frittenwerk(フリッテンヴェァク)でなぜかベルギー語をモジッています笑
ちなみに、フライドポテトはドイツ語でポメス(Pommes)といいます!
そんなことより、何食べたんだよ?って思いますよね?
カレーヴォルスト スペシャルを頼みました。
カレーヴォルストは何回かこのブログでも紹介しているはずなので、簡単にしか説明しませんが、ソーセージとフライドポテト、それにカレー風味のケチャップのようなソースがかかっています。この食べ物はドイツのソウルフードで、あちこちで食べることができる屋台飯的な感じです。
そして、肝心の写真を撮り忘れたのでホームページからの引用で許してくれ!
お味の方は、うーんまー普通かな?ですね。
別に、特別高い訳でも無いので、驚きもありませんが、フライドポテト自体もそんなうまいか?って思いましたが、今度は単品で頼んでみたいと思います。
まーフライドポテト専門店と言っても、ホテル等のケータリングサービスの大手の傘下で、どれぐらいこだわったじゃがいもを使用しているかは分かりませんし笑
コロナパンデミック前まで存在していたソーセージ専門店の手作りフライドポテトのほうが断然美味しかったのは事実ですが、閉店してしまったので残念…
で、表題となんの関係があるの?って思われたかと思いますが、出来上がった商品の受け取りですよ。これが非常に分かりづらい。
皆さん、マクドナルド等のファストフード店で商品を受け取るときって、どのようにして受け取りますか?普通はレシート等に書かれている番号を見て受け取りますよね?もしくは、自分の伝えた名前ですよね?
ところが、ここのお店はジョークを交えようと思ったのか、偉人やドラマキャラクター等の名前がレシートに印字されていて、その名前で呼ばれます。
これがめちゃくちゃわかりにくい。
そんなの、お前がドイツ語分かっていないだけだろ?って思われるかもしれませんが、これが自分だけじゃないんですよね…
自分は Jessie Pinkman と言う名前が割り当てられましたが、誰これ?って感じで、知らん人の名前なんかすぐに覚えられるかよと思いつつ、待っていました。
そして、自分の番になって名前を呼ばれましたが、最初なんて言った?おれ?ってなりました。
店員はおそらく一日に何回もこの名前を読んでいると思うので、早口になっているのだと思いますが、ノイズのある店内でそれは聞き取れないよ。
次に呼ばれたお客さんも2回呼ばれていました。
そして、2回店員に呼ばせると店員が少しイラツイてる感じ…
いや、そんなん知るかよ、誰にでもわかりやすいように番号にしろよって思いました。
これは、デザインでもそうですが、何でもかんでもごちゃごちゃ変わったフォントを使うのもいいけど、デザイン性を重視した結果、伝えたいことが伝わらないと本末転倒になるということが多ですが、ユニバーサルアクセスって重要だよなって改めて思いました。