日本のコーチももっと休んでもいいんじゃない? #274
今日は、コーチのお話。
日本のコーチの印象って月曜日のオフ(チームのオフ)以外ほぼ毎日トレーニングに顔を出し、連休等のレガッタにも行き、ほぼ選手と同じぐらいの日程で働いている人が多いですよね?
けど、これって普通に考えると、超ハードだと思いません?もちろん、好きでやっていたとしても。
週一回休みがあるか無いかで動いている人も多いでしょうし、ましてや学校の先生をしながら部活動の顧問もしているとなると、一週間休みなしなんてこともザラだと思います。
このような労働環境で、コーチをしたい!コーチとして食って行きたいと思う人がどれだけいるでしょうか?特に、学校の先生が足りないと話題になっていますが、学校の先生だけならともかく、それに加えて、新任教師等で、半強制的に部活動の顧問までさせられるとなると、なおさらだと思います。
じゃぁ、ドイツの場合はどうなんだ?って話ですが、プロコーチの場合は通常のサラリーマンや自営業、個人事業主同様、週に1、2回の休みはもちろん、有給休暇(休暇)を取ることにためらいも無く、休むときは休む、働くときは働くのメリハリがかなりできている感じです。
自分のコーチは、固定給のプロコーチで、フリーランスと違い、どちらかと言うとサラリーマンのような感じで安定しているので、単純に参考になるかは分かりませんが、定期的に休暇を取得して、海外旅行へ1ー2周間程度の長期の休暇へ行くこともしばしばです。
まー、日本人は真面目に働くという風習があるので、それが良いか悪いかは別にしても、働き方改革が言われている現代。もう少し、休むことを考えてもいいんじゃない?って思ったりします。
じゃぁ、その間、選手をどうするんだよ!って思われるかもしれませんが、正直、数日ぐらい、コーチがいなくてもどうってことありませんし、気分転換、自主性を求める、自分で考える時間を作ることも選手の成長に必要なことだと思うので、未成年の場合は監督する人の配置は必要かもしれませんが、そこの問題がクリアできるのであれば、コーチ自身も思いっきりリフレッシュ、家族との時間や自習な時間を過ごすのも良いかもしれません。