流石に、日本代表 海外合宿費用 1万5千円/日は高すぎる… #367
関係者ならご承知の通り、日本ボート協会ホームページに掲載された、2022年シニア日本代表選手のヨーロッパ遠征について を見てびっくりした人も多いのではないでしょうか?
自分はこの文書が出る前に、今年から、大幅に上がることをちらっと聞いていたので、おーっと思いましたが、1日15,000円かー。
遠征期間が5月22日(日)~7月12日(火)と約50日間。
50日✕15,000円=75万円
もしくは、世界選手権出場者以外の選手は、ほぼ実費参加ということで、
宿泊費を含む滞在費、成田ージュネーブの航空運賃(最低10万円最高20万円と思われる)、借艇料のそれぞれの負担が必要ということで、100万近く(またはそれ以上)かかるとも聞きました。
ちなみに、以前は国内合宿は3,000円/日、海外遠征は5,000円/日でした。
正直、1日5,000円の負担でも、30日程度海外に行ったとしても15万円。例えば、大学でボート部に所属していて、個人負担しろと言われたら、かなりの負担だったはずです。(大変ありがたいことに、自分が学生のときは、大学側が負担してくれていました。)
シニアの場合であれば、ほとんどの選手が実業団所属、最近では、個人活動をしている選手も増えてきていますので、この負担額を突如突きつけられたら。。。ってなりますよね。
また、企業側も負担はしてくれるかもしれませんが、企業というのは大抵の場合、予算を組んで、申請し翌年の活動費が決まっているはずです。4月初めの会社だったとしても、12月のエルゴ、2月のエルゴの結果で今年は最高でもこれぐらいの人数が代表入りすると予想して例年の合宿遠征日数から計算して、予算を充てているはず。それがいきなり、1万円値上げします。と言われても、無理だよ!そんなの!ってなる企業もあるはずです。
企業からしてみれば、大した利益にもつながらないローイング(ボート部)なのに、更に、日本代表(候補)になられると金がかかるなら、代表派遣は認めない。もしくは、ボート部は金食い虫で存続させる意味がないと経営陣、もしくは株主からも言われかねません。
そうならないためにも、日ボはもっとスポンサー集めを死ぬ気でやってほしいなって思います。U19やU23の個人負担は無くならないとしても、せめてシニアの遠征費の負担額は少なくとも以前の5,000円、良くなれば、負担なし!になるような仕組みになることを願っています。
各競技団体の会長や理事クラスって大物政治家や有名企業の社長や役員クラス、元幹部等が多いハズなので、そこのコネクションを利用すれば、なんとかなりそうって個人的には思っています。(実際には難しいのかもしれないけど。)
ということで、代表になると、赤字になるぐらいなら、国内だけでがんばるわ!という選手、クラブが出てこないように代表の環境改善は早急に行われることを願っています!
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