安倍元総理逝去 弔意の記帳へ 各在外大使館・領事館で7月12日まで受付中 #406
安倍晋三元総理が8日、奈良県内で暗殺され、3日が経ちました。
犯人の供述も徐々に明らかになりつつありますが、真意はもう少し待つ必要がありそうです。
海外に住んでいる身からすると、日本は距離的には遠いですが、それでも、第一次、第二次安倍政権を合わせて歴代最長の3188日という在任期間をリーダーとして、日本のもう一つの顔として、長い期間務めてきたきた総理なので、ここ最近の政治家では一番親近感があります。
また、与野党(政党)関係なく、在任期間中は常に良い意味でも、悪い意味でも話題に上がっていましたし、悪夢の民主党政権から考えると、やっと安定した総理大臣が誕生したなという、安心感と言うか、日本国民として少しは明るい未来が見えそうだなというポジティブな気持ちにもなりました。
総理大臣を辞任するときは少しさみしい気持ちと言うか、今後、日本は大丈夫なのか?安倍総理が辞任して、国際関係はどうなるんだろうとか、経済政策はどうなるんだ?と心配する気持ちもありましたが、今回の事件に比べたら、全然でした。
読者のみなさん、個人個人、政治思想は違うと思いますし、安倍総理、政権にいい印象を持っていなかった人もいるかもしれませんが、それでも、自分は、日本の大きな財産を失ったな、総理では無いとしても、国際的にもここまでインパクトのある日本の政治家はいるだろうか?そう思ってしまいます。
自分の中でも今回の事件は衝撃的で、大げさと言われるかもしれませんが、心になにかぽっかりと穴が空いたかのような喪失感がありました。
そう思うと、少しでも良いので、気持ちを届けたい。そういう思いで、デュッセルドルフ日本総領事館へ弔意の記帳へ行ってきました。
デュッセルドルフ、ドイツ国内の在外公館に関わらず、多くの国の在外公館(日本国大使館及び日本国総領事館)で多くの場合、7月12日火曜日まで記帳の受け付けを行っていると思うので、海外在住の日本人も何か思いを届けたいのであれば、各在外公館のホームページを確認してみてください。
おそらく、ほとんどの国で予約等は不要で、ペンも用意されており、飛び入りでの記帳もできるはずです。なお、お悔やみの品(花)等は引き受けしていないこともあるようなので、配慮したほうが良さそうです。