ドイツの交通網の麻痺はまだまだ続く。今度はルフトハンザがストライキ #419
ドイツに拠点を置く、ルフトハンザ航空の地上スタッフを統括する労働組合らは27日(水)-28日(木)まで、地上スタッフに対して、ストライキを行うように求めました。
ストライキ決行の理由はルフトハンザの労働組合も加盟するサービス業系のverdi(Vereinte Dienstleistungsgewerkschaft=統一サービス産業労働組合)のプレス発表を読んでみてください。
2022年7月25日 – ドイツの空港では現在、労働者と乗客にとって耐え難い状況が何日も続いています。しかし、長い待ち時間、フライトのキャンセルや欠航、荷物の紛失などについては、社員には責任はありません。それどころか、2年間のパンデミックと大規模な人員削減の後、残った地上サービスやセキュリティのスタッフが、航空輸送を維持するために日々最善を尽くしています。しかし、労働者はもう限界を迎えています。その主な理由は、雇用主が彼らの状況をほとんど改善しようとしないためです。そこでver.diは、現在行われているルフトハンザとの団体交渉において、ルフトハンザのグランドスタッフに対し、2022年7月27日(水)にルフトハンザの全拠点(フランクフルト/マイン、デュッセルドルフ、ケルン、ハンブルク、ミュンヘン、ベルリンなど)で終日警告ストに参加するよう呼びかけています。警告ストライキは、水曜日の午前3時45分に始まり、7月28日(木)の午前6時に終了する予定です。
verdi.de(統一サービス産業労働組合)プレス発表より。
確かに、今、どこの空港もコロナのパンデミック明けで旅行者やビジネス需要が急増。
にもかかわらず、スタッフの増員が間に合わず、既存のスタッフへの負担が増加し、疲弊する。そして、その結果コロナに感染するという、悪循環に陥っていて、労働者も利用者もストレスでやばいです!

ちなみに、verdiとはサービス業系の労働組合が加盟している大本の組織で、約1000企業、200万人が加盟しています。
なので、今回のルフトハンザを始め、ドイツポスト(DHL)、ドイツテレコム、地域交通協会(ドイツ鉄道以外の鉄道、バス、路面電車等)、公務員、看護師・保育士・介護福祉士、教員等の生活と密接するようなところのサービス提供する企業の従業員のが加入していることが多いです。
また、ドイツでは、ストライキは日常茶飯事で、数年前には確か教職員組合のストライキがあって、学校が休業になったこともあった記憶があります!
今の日本のように、会社の言いなりで働く方がいいのか、自分たちの労働環境や賃金のために、そういう活動をするほうが良いのか、どちらが良いとも言えませんが、労働者の権利が守られているのはいいのかな?って思います。
ただ、利用者からしたら、まじで迷惑でしか無いですけどね…
無事、収束することを願うだけです。