ローイング世界選手権 立て直した英国、惨敗のドイツ #465
ということで、2022年の世界選手権も終わり、今シーズンの世界レベルのレガッタはほぼ全て終了しました。
東京オリンピックでは散々な結果だったイギリスとドイツですが、翌年のメインレースである、世界選手権では、2国間で大きな違いがありました。
イギリスの方は、金メダル7つを含む合計12個のメダルを獲得し、世界でトップ成績。
一方のドイツの方は、男子シングルスカルのOliver Zeidler が唯一の金メダル。合計5つのメダルしか獲得できませんでした。
And just like that, the 2022 World Rowing Championships are over! 😢
— World Rowing (@WorldRowing) September 25, 2022
Great Britain topped the medal table, with an impressive 7 gold 🥇💪#WRChamps #WRCHRacice pic.twitter.com/GSkCLbqn3O
以下は、結果の総合表ですが、金メダルは少ないものの、オランダやオーストラリアも2位、3位に多く存在していて、結果を残して来ています。
あと、ドイツの中では、エイトがFinal-Aに進出できなかったことが大きな話題になっていて、ドイツローイング協会やエイト担当のトレーナーも立て直しに全力をあげると言っています。(詳しい内容についてはまた後日記載します!)
とは、言っても個人的に、嬉しかったのは、PR3 Mix4+のドイツ代表が2位に入ったことです。
メンバーの2人が自分のクラブ所属の選手で、残りの2人も知り合い。自分のトレーニングしている、レガッタコースケルンでもよくトレーニングをしているところを見ていていたので、銀メダルを獲得してくれて、良かったです!
ドイツは、今シーズンがスタートする前、コーチ人事でトラブル。
ワールドカップでもコロナのクラスターでZeidlerを除くスカルチームが全滅。
U19、U23、シニア、パラの合宿を実施しようとしたところ、強化部と経理でトラブルが発生し、思うように実施することができなかったりで、トラブル続きのドイツローイング連盟とローイングドイツ代表チームですが、シーズンが終わり、立て直しを図ることも明言されているので、それに期待しつつ、選手たちはオフシーズンを楽しみ、連盟側はそこらへんのオーガナイズの改善に取り組んで来シーズン、パリオリンピックに向けて、前進して欲しいと思います!