なんで、パラ”ローイング”なの? #108
今日、たまたまGoogleのDiscoverのおすすめ記事にこんな記事が出てきました。
パラローイング代表候補から陸上へ。山岸英樹のパラリンピック挑戦「スポーツの楽しさ、障がい者への理解度を高めるきっかけに」
と言う表題でしたが、皆さんはどこか違和感がありませんか?
記事の内容ももちろん興味深いですが、まず表題を見て何か間違えを見つけませんでしたか?
間違えと言うのは嘘ですが、なぜパラ種目はボート競技をローイングと言っているのでしょうか?
ここからは憶測の話になりますが、パラローイングが日本でスタートしたのはさかのぼること2006年 ❝「2008北京パラリンピック」出場めざし、わが国唯一の障がい者ボート協会として任意団体「日本アダプティブローイング協会(JAA)」活動開始。❞(Cite: 日本ボート協会)と記されているように、活動開始当初から競技名でローイングと名乗っていたようで、その名残でパラローイングと言う呼称が使い続けられているのでは?と思いますし、むしろ日本ボート協会も見習って欲しいぐらいレベルです。(タラレバになりますが、2018年の合併のときに日本ローイング協会にしていたら、かなり印象も良かったのでは?って思います。)
パラローイングの歴史についてはこちら
パラローイングについてわかりやすくまとめられた冊子が日本ボート協会のHP上にありましたので、パラリンピック開幕まで1週間と迫る中ですが、応援のときの参考にもしていただければと思います。
https://www.jara.or.jp/para/2020/para_supporters_guide.pdf
みなさんも、オリンピックから引き続きパラリンピックでもCrew Japan を応援しましょう!