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【質問回答】スウィープ漕いでる? #135

【質問回答】スウィープ漕いでる? #135

18/09/2021 Taka Comments 0 Comment
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【質問内容】

こんばんは。
僕が知っている限りでは、古米さんがスイープを漕がれているところを見たことがありませんが、今後スイープを漕ぐ予定はありますか?
ネタにならないような質問で申し訳ありませんが、お聞きしたいです。

いえいえ。今週末はレガッタがあるので、軽く書けるネタを提供いただきありがとうございます!!

そうですね。大学に入学したときは1年生エイトでスウィープを漕いでいましたが、そこまで漕がない間に肋だったか腰だったか忘れましたが、少し痛み始め、代表の活動もあったのでそこからはスカルをメインにしていましたが、実は、ペアでも代表選考に出たことあるんですよ!笑

ドイツに来てからの方がスウィープにはよく乗っています。ドイツでは代表選手以外(代表シーズン中はその種目がメイン)は割とどっちに乗ることも多く、普段のトレーニングは個人個人トレーニング時間が合わない、場所が合わないからの理由等で、スウィープが好きな選手もシングルスカルを結構漕いでいたり、自分のようなスカルがメインの選手でもレガッタのときだけは人数合わせや勝ちに行ける種目の都合でスウィープを漕いだり結構します。



なので、さすがにノー練習でってのは辛いので、レースにスウィープで出場することが決まっている場合は数回そのクルーでトレーニングをします。

まだ、記事にもできていませんが、数ヶ月前のドイツビッグボート選手権では軽量級男子フォアに出場し3位になりました!

©rowerhead Photo by Paul Hense

直前のメンバー変更の影響でそのクルーで漕げたのは大会の早朝2kmだけで完璧までとはいきませんでしたが、自分もうまくは無いけど、まぁまぁ漕げるんだよ?ってことだけはお伝えさせて頂いて、今日はこのへんで〆させていただきたいと思います!

大会の内容はホームページで公開する予定だけど、まずはビッグボート選手権の方の書きかけを完成させないと行けないし、少し遅れるかもですが、2週間後にもまた大会、その1週間後にもまた大会があったはずなので、あまりおちおちしてられませんが、更新を楽しみにしていただけたらと思います。

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【質問回答】強いチームの特徴は? #134

【質問回答】強いチームの特徴は? #134

17/09/2021 Taka Comments 0 Comment
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【質問回答】

こんにちは。
いつもブログを読ませていただき、参考にしています。
質問です。結果を継続的に残しているチームの特徴(練習であったり、強化方針等)はなんでしょうか?
日本だと、中学の場合、一昔の神戸や、高校だと福井、大学だと日大があげられます。
分かりにくい質問ですみません。

結果を継続的に残しているチームの特徴の質問をしたものです。言葉足らずだったと思うので付け足しです。どのチーム、団体でもあると思いますが、たまたまポテンシャルの高い選手が入ってきたりはします。けれど、入れ替りの激しい中高大生で継続的結果を残すことができているのはなぜなのかという、素朴な質問です。長くなりすみません。

いつもお読みいただきありがとうございます。

特徴と言っても一言で言うことは難しいですが、1番考えられることとしては、やはり、ちゃんとした指導者がいることだと思います。

詳しいトレーニングプランに関しては各チームの1番大切なところだと思いますので、公の場で書くことは控えさせてもらいますが、代表のトレーニングプランは公開されているので、その辺を参考にし、トレーニング量をコントロールすることが1番簡単かと思います。

強化方針に関しては上に名前が上がった神戸ボートクラブや日本大学ボート部は特に強化方針というものを掲げていません。

強いて言うなら、全国大会優勝やインカレ(優勝・総合優勝)、全日本優勝など抽象的なことだけで、それ以外にスローガンやその年の目標と言った目標はありません。

自分はそのような環境下で育ってきたので、あまり、そういうキャッチフレーズは身近では無いので、ただの言葉、文字という認識です。おそらく、全日本級のレースで決勝へ行くことができるチームであれば誰もが優勝やメダルを取ることが目標なのは当たり前ですし、それ以上のことは無いので、それが強化方針と言うことでいいでしょうか?



補足質問でも書かれているように、中高や国立大学であれば、初心者も多く、以下に短期間で選手を成長させることができるかがポイントになってくると思います。中学生の場合は運動を本格的にスタートする時期なのであまり差は無いかもしれませんが、高校になってくると基礎体力がありそうな人を勧誘合戦のなか以下に取ることができるかだとは思いますが、いずれにせよ、最初に書いたように指導者(コーチ)の存在が本当に大切です。

いくらポテンシャルのある人材を獲得できたとしても、トレーニングプランや技術指導、メンタルトレーニング等がしっかりしていなければ育つ選手も育ちません。たまに、トレーニングプランは選手で決めているという驚くようなチームがあることを聞きますが、何のためのコーチなのか、考えてほしいです。選手をある程度導いて上げるのがコーチですよ!(コーチに関することは話がそれてしまうのでここでは省略させていただきます)

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【質問回答】エルゴが回らない! #133

【質問回答】エルゴが回らない! #133

16/09/2021 Taka Comments 0 Comment
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【質問内容】

いつも読ませていただいています。
僕は1年前、高校に入学してからローイングを始めました。他校の選手に比べてエルゴが回らないのですが、どういった練習をすれば上達するのでしょうか。
それともエルゴが回らなくても乗艇の技術を磨く方が大切ですか?

いつもお読みいただきありがとうございます。

その気持ちよく分かります!自分も全くエルゴが回りません。

中学校のこと、ローイングを始めたときは別に遅い方では無かったはずなのですが、そこから思った以上に数値は伸びず、この前も数秒タイム更新をしましたが、すげーだろって自慢できるタイムではありません💦

質問者さんは、他の高校の選手と比べてとありますが、それは質問者さんの高校のタイム平均も低いと言うことなのでしょうか?

普段エルゴを使ったトレーニングはしていますか?

エルゴと乗艇が全くの同じと言うわけでは無いと思うので、全くエルゴに乗らず、それまで何ヶ月も乗艇していた中で急にエルゴで2000mをすると言うのは流石に最高のパフォーマンスは出ないと思います。

おそらく、高校生なので全国大会マシンローイング大会には出場しているかと思いますが、個人的なおすすめとしては、シーズンオフに入ったぐらいから(例えばエルゴ大会の1ヶ月前)、週に数回はエルゴトレーニングを行い、身体をエルゴに慣らしていくというのも良いタイムが出るようになってくると思います。

トレーニングプランに関してですが、普段レース前に行っているようなプランをエルゴでも同じよう行うので大まかにはいいと思います。少し具体的に言うと、エルゴで12km-18km前後のUT、2000m(アベレージやレート指定)、1000m(2000mを基準にしてアベレージ指定で行う)、4×500mなどですかね!



そして、最後の行に❝エルゴが回らなくても乗艇の技術を磨く方が大切ですか?❞とありますが、答えはいいえと言うか、どちらも大切なので、両方とも伸ばして行きましょう。

また、技術とも書いてありますが、まずローイングはスピードを出すことを意識してください!

いくらキレイに、丁寧に漕げても遅かったら意味無いですからね😅

エルゴも乗艇も成績が出ていないのであれば、まずは基礎体力を向上させていきましょう。

あー、自分もエルゴ頑張らなきゃ。。。

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【質問回答】身体のケアはどうしてる? #132

【質問回答】身体のケアはどうしてる? #132

15/09/2021 Taka Comments 0 Comment
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【質問内容】

古米選手はどういった体のケアをしていますか?(どんな器具を使っているなど教えてほしいです。)

質問ありがとうございます。

そうですね。ドイツに来てからあまり身体の調子が悪いことがないと言うか、腰が痛いとかなることがほぼ無いです。

あるとすれば、筋トレ後ですが、それは筋肉が痛いぐらいですね。

おそらく、1番身体のケアになっているのはローイングのフォームが変わったってのが大きいと思います。

数日前にも書きましたが、やっぱり、猫背、背中が丸いフォームは腰を痛める要素しか無いので、それを改善したことが1番の要因かもしれません。



あとは、家からコースまで片道約30分自転車を漕いでから、ローイングをしているっていうのもあるかもしれませんが、それはあんまり関係ないかなー?(ドイツってそこまでガチでウォームアップしている人を見たこと無いし。※レースで以外)

だからといって、全く身体を痛めないかと言ったらそういう訳でもなく、そういうときは、痛めている場所に聞くストレッチやストレッチポール、ラクロスボールを使って、マッサージをしたりしています。

個人的に好きなのはラクロスボール的なゴム製の硬いボールで、硬すぎず、自重で潰れることもなく、ちょうどいい硬さなのでおすすめですし、ストレッチ用名乗っている製品はボッタクリ製品も多いので、身近にある意外なもので代用できるかもしれないので、みなさんも周りのもので使えるものが無いか探してみてください。

ただ、一つ注意が必要なのは、あまりも硬すぎるものは逆に身体を痛めてしまったり、やりすぎに関しても逆効果やパフォーマンスの低下になるので、自分の身体は自分が1番分かることだと思うので、そのあたりは、よく考えて実施するようにしてください。じゃぁ、専門家に聞けばとか整体に行けばって思うかもしれませんが、そこに行ったとしても、結局自分の身体ですので、相談するにしても、マッサージをしてもらうにしても、何をしているとき、どこがどういうふうに痛いのか、というのを自分で知るところから始めてみてください。

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【質問回答】尊敬できる選手や指導者はいる? #131

【質問回答】尊敬できる選手や指導者はいる? #131

14/09/2021 Taka Comments 0 Comment
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【質問内容】

いつも楽しく見させて頂いてます。ご質問なのですが、参考にしている選手であったり、尊敬できる指導者はいますでしょうか?

いつも、ありがとうございます。

そうですねー。これは難しい質問というか、昔(中学や高校のとき)は、憧れる選手や尊敬する指導者はいましたが、今は正直言って”〇〇選手”や”〇〇コーチ”と言った特定の人はいませんね。

なんと言うか、別にいない訳ではないですが、特定の人だけを選んだとしても、完璧な人はいませんし、それなら、尊敬できると思うポイントを切り出して、いろんな人からいいとこ取りした方が良くない?って大学に入ったぐらいから思いました。

ある意味、特定の人を尊敬すると言うことは、悪く言えば思想信条、宗教の様なもので、〇〇選手、〇〇コーチがこう言っていたから絶対それが正しい。他の意見は間違っていると言う考えになりかねません。

これって、一見、忠実で良さそうに見えて、周りが全然見えていない様な状況になりかねず、かえってそれってマイナス要素になっていない?って思ってしまいます。



もちろん、それが悪い事とはいいませんが、コーチによってはそれを逆手に取って、自分の思うように選手をマインドコントロールをするような状況をうまいこと作り出し、それでチームを勝利に導くと言った指導方針と言うか、価値観を持っている人もいるので、そうかもと思ったときはふと我に返って、それはすべて正しいことなのか?って考えてみてください。別に、勝負の為にある程度選手をコントロールすることはいいかもしれませんが、それはスポーツ(トレーニングやレース)に対してであって、競技とは関係ないところでも、価値観を押し付けてくるような人もいるのでそこは注意が必要です。

ということで、話が少しそれましたが、じゃぁ、誰か尊敬できる人はいるのって答えですが、1例をあげてみましょう。

©RTHC Bayer Leverkusen e.V.

例えば、今1番身近な自分のところのコーチです。彼はコーチの先生をしているぐらい実績があり、教え方に関しては上手だと思います。なんと言うか、多くは語らずもポイントはしっかり教えて、一言二言アドバイスを言われただけで、改善することができるといった感じでしょうか。(マイナスポイントを言えば、かなりせっかち、気分やってとこでしょうか笑)

あとは、自分も父親も尊敬できるポイントはありますね!父親自身もびっくりかもしれませんが、大学でローイングから離れて、しばらくの間ローイングとの関わりを持っていなかったですが、まさかの息子がローイングを始め、ひょんなことから、コーチにもなり、仕事をしながら、ボランティアでよくコーチをしているなってことですかね。(マイナスポイントはここでは書かないようにしておきましょう。余計なことを書くと怒られるので。まー彼のことをよく知っている人は色々思いつくかもしれませんが笑笑)

選手に関しては、あまり特定の選手はいないかもしれないですね。その時その時で、コンディションも違うでしょうし、世界大会等でいいパフォーマンス、いいフォームで漕いでいる人は参考にしたりしますが。

ということで、質問者様の意図とは少し違った回答だったかもしれませんが、いかがだったでしょうか?

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【質問回答】帰国後の予定や引退後はどうする? #130

【質問回答】帰国後の予定や引退後はどうする? #130

13/09/2021 Taka Comments 0 Comment
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【質問内容】

❶ これからの目標をお聞きしたいです。また、ドイツで学んできたことをこれから日本に帰ってきたときにどう活かすのか教えてください。

❷ 選手を辞めた後は指導者になるのでしょうか?

ということで、今回はおそらく別の質問者様から似たような質問がありましたので、まとめてに答えて行きたいと思います。

と言うことで、❶のドイツで学んだことを日本で活かすのかということですが、一番活かせるとすると、❷の指導になるのですかと言う質問の答えになると思いますが、答えは、はいです。

ただ、もちろん、なると言っても自分を雇いたいと思ってくれるチームやクラブがあればの話ですが笑

ただ、日本のそもそも分母が少ないローイング界でコーチ業として、生活していくのは、現実的かと言われると難しいところですし、やるとしたら、兼業コーチですかねー。

©takatomo112



少し話がそれますが、これは、ドイツでも意外と問題になっていて、コーチと言う、自由業の様で意外と拘束時間の長い仕事の割に給与が言い訳でもないので、専業コーチとして生活する、家族を養うと言うのは現実的ではないと言うか、あまりやりたい人がいないと言うのが現実です。

こう思うのは、父親も仕事をしながら、コーチをしているのを見てきたので、そう思うだけかもしれませんし、もし、父親がコーチ業だけでやっていたなら別の考えを持っていたかもしれません。

まー、これに関しては難しい問題で、プロリーグのあるようなスポーツ(プロ野球やサッカーJ1・J2)れあれば、現役時代から金銭的には困らないかもしれませんが、アマチュアスポーツに分類されるような種目は現役でも金がかかり、出費がかさむ一方、コーチになってもそこまで稼げない、もしくは、コーチだけ高給取りで、アスリートに還元されていない様な状況を見ると、そのへんを解決できるようなソリューションを考えて、もっとスポーツ振興になるような仕事をしたいとも考えています。

とにかく、コーチの経験が全く無いかと言われれば、嘘になりますが、それほど多くの経験はないので、どれほどの結果が出せるかも分かりませんし、ひとまず、ドイツで学んだことは日本にも伝えると言うか、今のローイングのトレンドも学びながら、且つドイツで学んだことも日本で活かせる日がくることを願っています!

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【質問回答】キャッチを速くとは? #129

【質問回答】キャッチを速くとは? #129

12/09/2021 Taka Comments 0 Comment
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【質問内容】

いつも楽しく読ませて頂いております。
instagramの投稿で、ドイツ8+の漕ぎを“they don’t lock on the blade on water but take the boat at speed and keep going”と解説していますが、これについて古米さんのお考えを伺いたいです。(下記参照)
これは、以前ブログで仰っていた「キャッチは速く」という教えと同様のことを指しているのでしょうか?

この投稿をInstagramで見る

RP3 Dynamic USA(@rp3rowingusa)がシェアした投稿

いつもありがとうございます。

そうですね!昨日も似たようなことを少し書きましたが、上の英文でもあるように、ブレードで水中を固定していないけど、ボートはスピードも出てると言うことです。

日本でも、もちろん、最近のトレンドを汲んだローイングフォームを取り入れようとしているチームや人もいるかも知れませんが、正直言って、自分もそうでしたが、今まで日本で漕いできたクルーのテンポ(リズム)とこっちで、特に速くもないクルーで漕いだときのテンポがそもそも違うので、フォーム以前にそのテンポに多くの日本人選手が気付けるかどうかが重要なのでないかな?と個人的には思っています。

https://weblog.oldrowing.de/index.php/2021/09/11/972/

ただ、この辺の表現はとても難しい事なので、自分もドイツに来てしばらくの間はコーチが言っている事が理解できませんでした。(まー、お互い拙い英語と自分がドイツ語を理解できていなかっただけかもだけど笑)



じゃぁ、これが、言葉で言われて分かったかと言われると難しいところですし、特に初心者やまだまだ経験の浅い中学生などには難しいと思うので、ある程度漕げるようになってきた選手、全日本級の大会で順位がつくような選手であれば上のようなテンポで漕ぐことができるようになれば、今までよりも省エネで漕ぐことができるようになるはずです。

ただ、質問者様の書いているキャッチを速くはそれはどの部分をさして言っているのか分かりませんが、ブレードの入水は速く、浅く(ブレード一枚分のみ)で、入水後(ドライブの最初)は別に速く動かすというよりは、艇速に合わせて、ドライブを始めて、そのあと、フィニッシュにかけて加速していくイメージです。

少し補足すると、初心者やまだまだ順位がつかないような選手は、まず、スピードを出すことを求めていきましょう。

ここを間違えると、むしろ逆効果なので、注意が必要です。

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【質問回答】ドイツの漕ぎはあるのか? #128

【質問回答】ドイツの漕ぎはあるのか? #128

11/09/2021 Taka Comments 1 comment
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【質問内容】
いわゆる「ドイツの漕ぎ」は国内で共通のものとしてあるのでしょうか?
日本ではチームごとに漕ぎが違う印象があるため、他国の状況が気になり質問させて頂きました。

どうですかね。

ドイツの漕ぎとして確立されているものは無いですかねー。

ただ、一つ言えることは艇の進め方に関してはほとんどの選手が同じような意識を持っていて、キャッチは軽く、ミドルからフィニッシュにかけて艇を動かしていくイメージなので、合宿などで、全く州が違うクラブの選手と漕いだりしたことはありますが、特に違和感もなく、軽いリズムで漕ぐことができました。ただ、ある程度ご近所のクラブではフォームに関して大きな違いは無いように思いますし、一緒に急遽乗ったとしても、違和感が無いと言うか、しっくりくる感じがします。

あとは、ヨーロッパは国同士が近かったりインターナショナルレガッタも多いので、どこかの国の選手が強かったり、どこかの国が急に速くなったりすると、噂と言うか、実際その漕ぎを見る機会が多いので、日本と比べると、ローイングのフォームに関しては時代の流れがかなり速いと思います。

日本でも、もちろん、最近のトレンドを汲んだローイングフォームを取り入れようとしているチームや人もいるかも知れませんが、正直言って、自分もそうでしたが、今まで日本で漕いできたクルーのテンポ(リズム)とこっちで、特に速くもないクルーで漕いだときのテンポがそもそも違うので、フォーム以前にそのテンポに多くの日本人選手が気付けるかどうかが重要なのでないかな?と個人的には思っています。

が、そのテンポをどのようにして伝えれば良いか、まだその言葉を自分の中で見つけられていないので、ここでも書けていないのも事実ですし、自分も日本に居たときはU23代表までにしかなれたことがないので、自分が日本に居たときのシニアの選手はそれを分かっている選手ももしかしたら居たかもしれません。



一つ言えるとするなら、日本は少し前を取りすぎていると言ったところでしょうか?

あとは、自分もこの前書いた 中学・高校の思い出🚣‍♂️ #122 に掲載するために写真を探していて、びっくりしましたが、とにかく背中と腰が丸い。丸すぎる。

良くあんだけ猫背で漕げていたよな、そりゃー腰が痛くなって当たり前だよなって今になって思います。

だからといって、自分も完璧なフォームで漕げている訳でも、世界一になっている訳でもないので、おれの考えは間違っていない。だから、みんなもやれとは決して思いませんが、もう少し、ドイツの漕ぎと言うか、世界基準のローイングを目指しても良いのではないでしょうか?

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【質問回答】留学に至った経緯 #127

【質問回答】留学に至った経緯 #127

10/09/2021 Taka Comments 0 Comment
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※ドイツ 留学、ドイツ 滞在許可証などと検索してこのページに辿り着いた皆様へ。ここに書かれているエピソードはあくまで自分がたまたま運が良かっただけですので、『私もまー大丈夫か』と過信することや市役所で『こう言う風にできていた人がいたからできるはずだ』と恫喝するような行為はおやめください。それだけはご理解願います。

【質問内容】
はじめまして。
すでに書かれていたらすみませんが、留学に至った経緯と期間をお聞きしたいです!

はじめまして!

そうですね!このブログの方では書いていませんが、ホームページの方には既に書いていますので、そちらも合わせてお読みいただければと思います!

ただ、下のを読めってだけでは面白くないと思うので、もう少し、追記やエピソードを今日は書いて行きたいと思います。

ドイツへ留学しようと思ったわけ ―その1
ドイツへ留学しようと思ったわけ ―その2

ということで、留学に至って(留学して)良かったどうか、まだ終わったわけでは無いので結論は言えませんが、ズバリ、結論を言うと、

ドイツに来て正解でしたね!

これは間違いないと思います!

ドイツに来てなんだかんだ3年が経ちましたが、電車の遅延&突然の運休と郵便物が届かない&超遅れる以外でほぼストレスもありませんし、今まで数カ国、ヨーロッパに行きましたが、治安もかなりいい方だと思います。

治安が良いと言っても日本よりは油断はできないですが、アル中や薬中、酔っぱらい、ヤバそうな奴に自ら接近しない限り、ほぼ大丈夫です。もちろん、日本でも人通りの少ない道や街灯の少ないところを1人で歩いたりするのは危険とされているので、それはドイツも同じですし、そういう場所や状況に、女性は特に注意が必要です。

上にしれっと3年が経過したと書きましたが、大学に行ってるわけでもないのになんで3年もドイツに長期滞在できるの?と鋭い人は思われるかもしれませんが、これは自分にも全くの謎ですね。

通常、語学留学は最大2年、その前かその後に、ワーキングホリデービザを取得して、多くの人が3年がMAXとされています。もしくはドイツの大学へ入学すればもう少しいることができます。他の方法としては現地で就職活動して、雇用してもらうという感じになりますが、正直最後の現地で就活は簡単ではありません。大抵の会社がドイツで就労できる滞在許可証またはビザを保有している場合に限られているからです。なので、通常の長期滞在許可証ではよっぽど運が良くないと面接までも行けないことがほとんどだと思います。なので、日本で募集をかけているドイツ企業や現地在邦企業の求人に応募して、雇用主がドイツ政府に許可をもらいその後ドイツへ渡航と言う形が多いと思います。

もしくは、ワーキングホリデーで就職した企業に継続して雇い続けてもらう方法もありますが、それを防止する観点から、最大雇用期間は1企業最大6ヶ月と決められています。(ごめん、これは確かだから、本気でワーキングホリデーしたい人は自分で調べてくれ!)



じゃぁ、お前は今、何の滞在許可証(ビザ)をもらってドイツにいるんだって思われるかもしれませんが、就労ビザです。自分も、1番簡単で誰もがほぼ許可されるワーキングホリデーの申請を市役所にしたのですが、『あなたはワーキングホリデービザは申請&発行できない』と言われまじでなんで?やば、強制出国?って思ったのですが、市役所から来た回答は『バイトでも、フレックスでも、フルタイムでも、あなたを雇ってくれる会社があるのなら滞在許可証を交付することができる』言われ、これには正直びっくりしましたし、いろいろな個人ブログを読んだりしましたが、このような例を上げている人はおらず、えっ?ワーキングホリデービザより全然よくね?だって、無期限だし、自分の好きな時間、企業を選ぶことができるんでしょ?ってなりました。

もちろん、無条件というわけでは無いですが、日本人や日本語が必要とされている職場であれば問題ないので、自分の住んでいるエリアはヨーロッパ最大の日本人街があるデュッセルドルフの近くということで、比較的スムーズにバイト先を見つけることができました!

ということで、滞在許可証の取得、市役所での手続き等は海外生活で1番の難所ではありますが、これからも、ドイツ生活を楽しみ、ここで発信していけたらと思います。

ちなみに、それは金持ち&知名度のある2ちゃんねるの創設者ひろゆきでもそうらしいので、海外で生活している人共通の問題なのかもしれませんね笑(↓ これはまじでそう!)

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【質問回答】【指導者向け】どんな意識でスポーツをしている? #126

【質問回答】【指導者向け】どんな意識でスポーツをしている? #126

09/09/2021 Taka Comments 0 Comment
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今回の内容は指導者向け、大人向けコンテンツです。

少しがっかりする内容かもしれませんので、まだまだローイングが楽しい!ローイングLOVEの選手は見ない方が良いかもしれません。ご理解の上お読みください。

【質問】
突然質問失礼します。中学教員をしている者です。
ジュニアの頃からスポーツで活躍されている古米さんはどのような意識でスポーツに取り組んでいらっしゃいましたか?
まだ、どういった事が大切だと思われますか?

いえいえ!今回は匿名制でもっと気軽に聞いてほしいと思っていたので、こちらこそありがとうございます。

少し前の、中学生・高校生の思い出 #122にも少し書きましたが、最初はローイングがやりたくてスタートした訳ではありません。

【質問回答】中学・高校の思い出🚣‍♂️ #122

中学生や高校生の頃は、ローイングって楽しいって思って、練習も含めて頑張っていた記憶があり、高校生になるとスマートフォンが普及し始めたのでローイングの動画を見たり、Twitterで情報を集めたり研究していた記憶がありますが、大学へ進学する頃には、ローイング大好き!って思うこともなくなり、まーローイングのおかげでここまでこれたんだし、別にローイングをやめる理由もデメリットもあるわけでは無いので、今も続けているような感じです。

だからと言って、別に嫌いというわけでも、飽きたというわけでもなく、なんというか、生活の一部と言った感じでしょうか。別に NO LIFE! NO ROWING! というまでではないですよ!笑

それに、やっぱり、レースでメダルが取れると嬉しいし!

ただ、上のような感想は、中学校や高校からローイングを始めて、大学や社会人まで続けている選手は同じようなことを言う人もいるので、自分が特別というわけでは無いと思ったりもしています。

ただ、これはあくまで、10年前後続けた選手の考え方ですし、このような冷めた考え方、良く言えば冷静になっているということをローイングを始めた中学生や高校生には伝えるべきではありませんし、いつまでもローイング大好きって考え方が悪いとは全く思いません。まー、自分もここまで自分を成長させてくれたこの競技に感謝をしていますし、このスポーツに出会ったことで、いろいろな人に出会えたり、まさか、ドイツにまで来ることができ、ローイングを始めてよかったと思っています。



ここからは、質問者様は中学校教員ということで、どのように中学生にこの競技の魅力や楽しさを伝えて行くことができるか、生意気にも少し書かせてもらいたいと思います。

いきなり、大きな話になるかもしれませんが、日本のローイングを発展させるには、中学生からローイングを知ってもらって、ある程度、競技の知識や楽しさを知ってもらうことで、高校で引き続き競技を続ける選手が増えれば確実に日本のローイングのレベルは向上すると思います。もちろん、高校から大学でも同じだとは思いますが、やはり、中学生はまだまだ、子供でコーチのやり方によって競技に対する考え方や思いはかなり変わってくるはずです。

そのためには、最初はある程度、楽しい!を全面に押し出してそれを伝えて言ってほしいと思います。

ただ、個人差があると思うので、一概に何をしたらいいとは言えませんが、ローイングを取り入れたゲーム性のあるトレーニングを取り入れたり、いつも水上やエルゴではなく、ここにいると何か楽しいな!部活が待ち遠しいなと思ってもらえる取り組みをしてもらい、それに慣れてきたら少しずつ、競技力の向上やスピードの追求を選手に求めていっても良いかもしれません。

ただ、部員の中には全員が全員、1位になりたいと思っているわけでもなく、ただ、漕いでいるのが楽しいと思っている子もいると思うので、日本の学校と言う枠組みの中でできることは限られるかもしれませんが(平等性や教育性の重視)、本気でやりたいと思っている子や素質がありそうな子には少し上のレベルへ行くことができるようなアドバイスをすることも手かもしれません。



また、大学に入ったころに思ったことは、中学校、高校であまりにも、ハードワークをしてきた選手は大学や社会人になって伸びていなかったり、メンタル面で継続困難になったりする人も今まで何人も見てきましたが、なので、コーチが熱くなって、選手を勝たせて日本一にしたい、させたいという気持ちが湧くことは理解しますが、全てを言いなりにさせるのではなく、選手一人一人の状態や性格を見極めながら育てて言ってほしいと思います。

って、そんな事言われても、コーチが全然いねーよって思う方もいるかも知れませんし、自分もそれは今の日本のローイングにとって大きな課題だと思っています。

まだまだ、問題は山積みの日本のローイング界だとは思いますが、中学校、高校でローイングをスタートした人ができるだけ長く続けてくれるように願っています。

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