ハイトは低いが正義だったけど… #106
今日は、ローイングに関する話題。
皆さんは、ハイトをどれぐらいの高さに設定していますか?
自分は最近数値でセッティングするのはやめて、なんとなくの感覚で設定するようになっています。
あくまで、これは推測でしか無いですが、日本ではインターハイや国体で配艇方式が導入されているので、ある程度数値化することで、セッティングにかかる時間を減らす狙いがあってそれの影響なのでは?って思ったりもします。
以前もホームページの方で書いたと思いますが、ドイツでは基本的にメジャーを使ったセッティングはオールとスパンぐらいで、ピン to ヒールやデプス、ハイトなどはメジャーを使って数値でセッティングすることはあまりありません。
日本にいるときは中学生の漕ぎ始めたころから周りの人達にハイトは低いほうが重心が下がって安定すると言われ続けていましたが、今はむしろ別に高くてもいいんじゃね?無理に、窮屈なところで漕がなくても良くね?って考え方が変わり、パワーが伝わる適当な高さを見つけ、ある程度ゆとりのあるフォワードとキャッチができるようになりました。
別にハイトを低くすることを否定はしませんし、メリットもあるかもしれませんが、おそらく、デメリットの方が大きんでは?って思います。また、重心が下がりかかりやすくなる感じはたしかにそのとおりですが、そこまで水中をかける必要があるか?って話です。
それなら、もっと楽に軽いリズムで漕ぐことのできる高さに設定したらいいのでは?って思います。